こんにちは!足柄上郡でスポーツを楽しむ方から妊婦さんまで、皆さまの健康をサポートする!
おの整骨院の小野いんちょです。
「整骨院と接骨院の違いはどこにある?」
このようにお電話の問い合わせや患者さんとのやりとりでよく聞かれる事がありまして、整骨院と接骨院を混同している方が多いようです。
1.『整骨院』と『接骨院』
単刀直入に言えば「同じ」です。
いうならば【ラーメン=拉麺】と似たようなものですね。
にもかかわらず、わざわざ質問をするということは『整骨院=接骨院』というものが認知されていないということだと思います。
2.『接骨院』の方が歴史は古い
整骨院や接骨院を開業する上で必要な資格があります。
それを【柔道整復師】といいます。
柔道整復師は古くは戦国時代に遡る武術の“殺法”と“活法”から流れを受け、柔術に含まれる活法を用いた骨や筋腱といった骨格筋の損傷に対する治療方法として体系化されたものを扱う者のことです。
特に骨折を整える描写から“ほねつぎ”という言葉が生まれるように、骨を接ぐ者としてのイメージが根強くあります。
戦前は整骨師や整骨医という名称もあったようで、医師とはまた違った立ち位置にあったのが伺えます。
その後
戦後の教育改革により
柔道整復師は国家資格として専門学校の設立が成されて教育体系が出来上がります。
時代の変化と共に規制緩和、専門学校の設立ブームが巻き起こり、現在ではコンビニとほぼ変わらない数の整骨院が開業しています。
その時代が移ろいでいくなか
整形外科をはじめとする病院が数多く設立されました。
そういった時代背景があり、若い方を中心に「骨折=病院」という認識が広まり
やがて整骨院で骨折や脱臼治療を受ける方が減りました。
現代では骨折、脱臼、捻挫、打撲といった外傷の取り扱いは減ったものの
腰痛や関節痛といった日常生活で起こる障害に対して深い知識と技術を有するようになりました。
やがて外傷以外の治療が多くなり
骨を接ぐ場所としての疑問符があがり
骨を整える『整骨院』としての名称が提案されました。
時代背景もあって整骨院という名称が生まれましたが、あくまで始めは接骨院からです。
本来あるべき姿へと整える。
おの整骨院では一貫してこの言葉を掲げています。
それは骨を接ぐだけに終わらず、骨を整え本来あるべき姿へと還元していくのが私の考える整骨院像です。
【整骨院と接骨院】は些細な違いではありますが、その意味と目的には大きな違いがあります。
患者さんにはざっくりと「同じ」と言いますが、根底には大切な意味があります。せっかくここまで記事を読んで下さりましたので、私の本音を書かせて頂きました。
整骨院という柔道整復師として、今後とも患者さんのお力になれるよう、全力で診療に励んで参ります。
お困りの際は遠慮なくご相談ください。
おの整骨院 小野いんちょ
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神奈川県 足柄上郡 大井町 金子1137
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