症状お悩みブログ

2015.06.26更新

こんにちは!小田原、足柄エリアでスポーツを楽しむ方から妊婦さんまで、皆様の健康をサポートする!おの整骨院の小野いんちょです。

 

 

交通事故の発生直後というのは精神的にも肉体的にも興奮状態に陥っています。
そのため、ご自身の体を正常に判断することが難しい場合があります。

 

交通事故に遭われてから数時間~数日後
次々とむち打ち症の症状が現れることは決して珍しいことではありません。

 

 

交通事故というのは鉄の塊が衝突して起きるものです。

 

自転車で転ぶ程度の軽いものでは決して済まされません。
それほどの衝撃が首や腰だけに留まることの方が奇跡です。

交通事故に必要な治療とは

そのため事故発生から数日間は決して予断を許すことが出来ない状況となり
必ず二週間ほどはお体の変化を注意してみなくてはいけません。

 

その上で徐々に痛み、痺れといった症状が現れた場合には

「それだけの事故だったんだ」と思い定めて、落ち着いて対応していくことが症状改善への第一歩となります。

 

むち打ち症は日増しに症状が悪化することは稀ではありませんが

経過と共に求められる治療法を講じていけばある程度は防ぐことが出来ます。

 

その治療法(養生法)を五つ挙げていきます。

 1.アイシング
 2.生理的な体操法
 3.日常生活の意識
 4.ウォーキング
 5.各種トレーニング法

 

こういった各項を順次解説していきます。

悪化するむち打ち症に対してはアイシングで対応しつつ、症状の推移を見て少しずつ次のステージへ進めていくのが良いかと思います。

 

 

 


1.アイシング
おの整骨院のブログでは終始アイシング治療を推奨しています。
アイシングを行うには明確な理由がありますが今回は省きます。

 

一般的にアイシング治療は急性期において必要とされます。

 

 

そのため交通事故のような衝撃的なダメージが体に加えられた際には、初期対応としてアイシングを行うのは必須です。

仮に整形外科や整骨院でアイシング治療を講じないとしたら逆に問題ありです。

 

 

交通事故障害というのは怪我です。
それも大怪我といっても差し支えのないレベルです。

 

むち打ち症の場合

見た目上は創傷(傷口)が無いために軽視されがちですが、体の内部では相当なダメージが蓄積されていることは間違いありません。

 

温熱療法は、患部に熱を加え
冷却療法は、患部の熱を奪うものです。

 

つまりアイシング治療は患部に蓄積されたダメージ(熱エネルギー)を奪い、早期回復への足がかりとするためには必須の治療法なのです。


体内に加えられたダメージ(熱エネルギー)はやがて蓄積し、臨界点に達すれば数日後に症状となって体に訴えかけてくるでしょう。

それが事故発生から数時間~数日後に症状が現れる要因の一つです。

 

 

ダメージ(熱エネルギー)の蓄積は肉眼で見ることも、レントゲンやMRIで診ることも出来ません。

 

「レントゲンで異常はない』なんて当たり前の話であり、異常が無いからといって痛みが無いわけではないのです。冷湿布を貼っとけば良いなどど、初期対応の必要性やダメージの累積を軽視していると言われても差し支えないでしょう。

 

アイシング治療を初期対応として行うのは必須です。

 

 

 


2.生理的な体操法
ここで言う「生理的な体操法」とは、体にとって余計な負荷がない体操方法です。
三つを例に解説します。


①軽いストレッチ
原則として過剰なストレッチは禁物です。


他人が手を加える他動的なストレッチ、自ら関節の動く範囲を強引に広げることは関節の限界を越えて逆効果となります。

 

特にやりがちなのが
「関節が固いから」といって
可動範囲を強引に広げる治療法は危険極まりないものです。

 

交通事故じゃなくても禁物です。

 

関節が固いのが原因ではなく、関節が固くなった原因が本当の原因なわけです。


そういう意味ではむち打ち症が起きた関節に対して、強引に可動域を広げようとすれば余計に関節を障害し固くしていきます。


本来は自動運動で十分です。

自動運動とはソフトで軽めに行う運動(ストレッチ)のことで、それだけで十分な効果が得られます。

 

 

②屈伸
立った状態からヒザを曲げ伸ばしする屈伸体操です。

 

非常に原始的ですが、体を障害している状態では苦痛に感じられることでしょう。

単純に屈伸するだけでも悪くはありませんが
ヒザに手を添えて体重をしっかりと下半身に載せて行うとより効果的です。

 

余談ですが、「負荷が掛かり過ぎて痛めた」と仰る方は非常に多いですが私達の体は“ある程度の負荷”は必要不可欠です。

負荷のない場面(寝たきり、運動不足)が続けば体力は低下し、日常生活に著しい問題を起こします。

 

そのため大切なことは「負荷を正しく掛けること」です。
そういった観点から、個人差を考慮せず万人に通じるのが屈伸体操です。

 

 

③深呼吸
三つ目は深呼吸です。


体操によるリスクが全くないものですが、ダメージが強く入った肉体には十分な効果が得られます。
深呼吸は吸うことに意識が向かいがちですが、重要なのは息を吐き切ることです。


深呼吸のやり方について簡単に解説していきます。
(1)腕を軽く広げて鼻から息を吸う
 胸を風船のようにイメージして、少し吸う。
(2)腕をクロスし、すぼめた口から息を吐き切る。
 膨らんだ風船から空気を出し切るイメージで行う。

 

 

そもそも深呼吸を行う理由として、呼吸に関わる肋骨や脊柱の存在があります。

 

交通事故外傷を受けると、その多くは症状があることで背中を丸くし痛みに耐えるような姿勢となります。

そうなれば肋骨や脊柱の動きが悪くなり、やがては呼吸も深く吸い深く吐くことが難しくなります。

 

また深呼吸による体内の換気を行うことは肉体的にも、精神的にも良好な環境といえます。

 

 


むち打ち症を始めとする初期の急性症状が強い状況では取り組める体操はごく僅かです。

その中で比較的、万人に通じる体操が上記三種類です。
まずは可能なものから実践していきましょう。

 

 

 

 

3.日常生活の意識
一番重要なのはこの項目かもしれません。
1日24時間ある中で治療行為は1~2時間程です。

 

残念ながら私は神の手でも、手が光るわけでもありませんので簡単に人の体を治すことは出来ません。

 

しかし、アイシングや体操といった物理的な対応を日常生活に取り入れば間違いなく症状は変わります。

 

そのため3.日常生活の意識を変えることは症状の早期改善を促し、養生法を体得する上で避けては通れません。
大まかには以下の二つです。

 


①良姿勢の意識
症状が強いと背中を丸めたり、横たわっていることが多くなります。

それが悪いことではありませんが少しずつ良い姿勢を取れるように意識していきましょう。

 

特に座り姿勢は重要です。
出来ればダイニングの椅子に腰かけ足の裏がしっかりと地面に付いて体重が載っている感覚があると理想です。

 

また浅く腰かけることで腰が入り背中が伸ばしやすくなります。
事故発生当初からそういった姿勢をとることは困難ですが、可能な範囲内で行って頂いた方が良いでしょう。

 

 


②悪癖の改善
座り姿勢でありがちなのが足を組むことです。

足を組むと股関節が捻じれ、その影響が腰や足へと及んでしまうため要注意です。

 

また症状のあるうちは正座を除く床座りも要注意。

 

床座りをすると背中が丸くなるため、首や腰に対して負担を強いることになります。

これが正座蹲踞(そんきょ)のように、床に直接腰を下ろさなければ背中が伸びて良い姿勢を保ちやすくなります。

 

姿勢というのは日々の生活姿勢で形成されていきます。

悪癖は自分自身では中々気付きにくいものですから、周囲の方から見た状態も参考にしていきましょう。

 

 

 

 

4.ウォーキング
交通事故に遭われた方は症状の軽重に関わらず脊柱にダメージが蓄積されていきます。

急性期の強い症状が落ち着き、歩ける程度まで回復してきたらウォーキングに取り組んでいくことが必要です。

 

ここで言うウォーキングとは、歩くための歩行です。

 

通勤や買い物へ行く“ついで歩き”ではなく、歩くための歩行です。


これを生理歩行と言います。

 

生理歩行のやり方は非常に簡単です。
 ①手荷物を持たない
 ②歩きやすい軽装
 ③ウォーキングシューズ
 ④平地歩行
 ⑤ペース配分

 

ざっくり五項目に分けましたが、全く歩かないよりはとりあえず歩いて頂いた方が良いでしょう。
五項目を満たさないと歩いてはいけないわけでありませんので、まずは①手荷物を持たないで歩きに行くことをオススメします。

 

歩行はあくまで、連続歩行です。

 

連続歩行を行う上で重要なのは時間です。
交通事故に遭われた初期の急性症状が強い状態では、中々長時間の歩行に耐えられる状態ではありません。

そのため始めは10分~15分程を歩き、経過と共に時間を伸ばしていくと良いでしょう。


快方に向かい、状態が安定している人になれば連続45分~60分ぐらい歩くとバランスが良くなる感覚を確実に感じられるはずです。

またそれに耐えうる体力が身に付いたという自信が得られるはずです。

 

 


ちなみに朝20分、夕方20分では残念ながら効果はほとんどありません。
連続で歩かなくては身に付かないのです。

 

また走った方が健康的だと仰る方もいます。

しかし全ての根本を成すのが歩行であり、十分に歩く力が養われていけば自然と走る、飛ぶといった運動もこなせるようになります。

 

交通事故によるダメージが加わった体に対しては、まず根本的な部分を作り直し、整えていくことが求められます。
その際に求められるのが生理歩行だと私たちは考えています。

 

 

 

 

5.各種トレーニング法
ここまで来ると体操や生理歩行は十分に行えている方が進む領域です。

 

トレーニング方法は個人差があるので詳細な内容は省きます。
全ての人に通じるものとして二つが挙げられます。


①第二生理歩行
これは前述した生理歩行の延長上にあるものです。
体のバランスが整い、体力や筋力も備わった状態で行える歩法です。


第二生理歩行とは、ざっくり言えば「はや歩き」です。


日頃からウォーキングをしていけば、自然とスピードが付いていきますが意識的に歩行に対してポジティブな取り組みをしていくことで第二生理歩行が出来るようになります。

 


②スクワット
筋力トレーニングの基本ですね。
スクワットに勝る足腰のトレーニングは無いと思います。

 

当然ですが初期の急性症状が強いうちは出来ません。


しかし、前述した体操における屈伸の延長上にあるのがスクワットであり、始めはヒザの角度を浅くして行う程度で十分な効果が得られます。

 

足先の角度、ヒザやお尻の停止位置、呼吸など

 

細かい指導内容が必要ですが実際のところやってみないと何も変わりません。

 

足腰を強化することは脊柱など体幹そのものを強化することにつながります。
色々なアプローチのやり方はありますが、第二生理歩行とスクワットが出来るようになれば完治(ゴール)は近いでしょう。

 

 

 

 

◆おわりに◆

交通事故に遭われた方は症状の軽重こそありますが、初期の急性症状は非常に不安を感じるものです。

 

また日増しに症状が悪化していく場合が多く、早々に通院されていても中々痛みが変わらない場面も出てくるでしょう。

 


交通事故が引き起こす二次的な被害は整形外科や整骨院の提案する診療プログラムに対して、患者さんが不安不信感を覚えてしまうことです


とても辛い症状、怖い思いをされている状況を私たち医療者サイドは解かっていなくてはなりません。

 

患者さんの力になれるよう
おの整骨院はお一人お一人のお話をよく聞き、安心して頂けるようちゃんと説明をして参ります。

 

今回アップした悪化する交通事故の痛み効く5つの治療法(養生法)をぜひご活用ください。

 

 

おの整骨院 小野

 

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℡:0465-44-4664

 

交通事故によるむちうち、捻挫、打撲、手足の痺れの治療はおの整骨院まで。
土、日曜日の診療、平日は20時までとお忙しい方にも対応しております。

お困りの際はお気軽にご相談ください。

 

投稿者: おの整骨院