症状お悩みブログ

2016.09.06更新

追突されたけど【むちうち症の痛みがない】場合は?

こんにちは、おの整骨院の小野いんちょです。

 

むちうち症は交通事故に遭った直後に症状が無くても、時間が経ってから出てくる場合が多々あります。

事故発生から

数時間後、、

数日後、、、、

時には数週間後と後々に症状が出る・・・。


施術者サイドからはよく耳にする話しですが、患者さんの中にはご存知でない方も多いように感じます。

 

 

後から出る症状を防ぐには
 適切な検査
 症状を予見する診断能力
といった診察力が必要となります。

 

軽微な事故でも後々に症状を出さないためのコツをお話ししましょう。

 

 

 

適切な検査

むちうち症の検査を見る上で特に重要なことは、検査によって患者さんの体を壊さないということです。

 

実はこれ、非常に難しい話です。


と言うのも、整骨院や整形外科で行われる一般的な方法には、患者さんの体にとって負担となる検査法がほとんどだからです。

 

特にむちうち症の代表的な検査方法が「スパーリングテスト」です。

スパーリングテスト
座っている患者さんに少し上を向いてもらい、その状態から左右に顔を向けたりして神経の出入り口を狭めた状態にします。そこから施術者は患者さんの頭の上に手を置き、地面に向かって軽く押して神経障害(手のしびれなど)を診ます。

 

この検査方法は一般的に行われる検査ですが、当院では絶対に行いません

 

 

スパーリングテストは、神経障害の有無を確認するテストです。


その目的に対して施術者が上から押さえつけるなど、わざわざ神経障害を生じさせる必要性はありません。それどころか、検査時の押さえつける力によって首の捻挫、むちうち症を悪化させる危険性が高いのです。

 

ギリギリで保っていた首のゆがみ(不安定度)が、検査法によって決定的なダメージが入って悪化する。
このような適切とは言い難い検査法は患者への負担となるだけです。

 

神経障害があるかないかは、首の動きを診ていきその可動領域内で判定するものです。

適切かつ最低限の検査で状態を推し量るべきです。

 

 


状態を診断する

様々な検査方法によって出た結果をまとめ、基本診察(問診や視診など)の情報と照らし合わせを行い、現在の状態を診断します。

 

診断は現時点の症状だけでなく、その後に起こる症状の可能性について予想を立てます。

むち打ち症が数時間後から数日後ときには数週間後に症状が出ることを予想するには検査診断が必須です。

 

流れ作業的に診察が進むようでは、事故による本質的な症状の原因を追及することは困難です。

特に1日何百人と来る整形外科では、そこまで細やかな検査をすることは難しいのではないかと思います。

 

 


追突されたけど「むちうち症の痛みがない」場合

むちうち症の症状が無いからといって放置することは絶対にお勧めしません
後々に症状が出てきた場合に困るのはご自身ですからね。

 

そして病院や整形外科で症状が無く、日常生活に支障がない状況が数週間続けば後遺症リスクは低いと考えられます。

※数年後に出現するむちうち症の後遺症が気になる方は、当院のような細かい検査で事故によって首のゆがみどのように損傷しているかを診る必要があります。

 

 

自動車やバイクといった鉄の塊がぶつかった衝撃は、たとえ見た目が軽微な事故であったとしても体に加わるダメージは相当なものです。

まずは専門家に相談してから、その後の方針を決めるのが良いでしょう。

 

 

 

おの整骨院 小野

 

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投稿者: おの整骨院

2016.08.27更新

中井町で交通事故に遭った方が、整形から転院してきました

こんにちは、おの整骨院の小野いんちょです。

 

今月もバタバタと忙しい、おの整骨院。

先日、6月に中井町で交通事故に遭われた方からお問い合わせがありました。数ヶ月は整形外科に通われていたようですが、交通事故後の腰痛が改善せずに転院を検討していたようです。

 

年々、交通事故の死亡事故は減っているようですが、このような軽微な交通事故は多くなっていますので要注意ですね。
今回は交通事故発生から整形外科への通院、整骨院転院への流れについてカンタンに解説いたします。

 

交通事故の後は整形外科に行く?

今回、お問い合わせがあった患者さんは中井町でも交通量の多い道路でした。

信号待ちで停車中のところ、後ろから追突されました。

 

いわゆる「10対0」ですね。

 

交通事故が発生したらまず安全の確保が最優先されます。
ハザードランプを付けずに玉突き事故のように多重事故が発生するのは絶対に避けなくてはなりませんので、まずハザードランプを付けて当事者達は安全な路側帯に移動するのが大切です。

 

その後、双方が加入する保険会社へ電話して手続きが始まります。
 *ここでは事故発生直後の詳細は省きます。

 

当日、もしくは一両日中に整形外科を受診します。

 


その際には痛みの出ている部位や、何となく気になる部位を申し出て検査および診断を受けて診断名をつけてもらいます。交通事故発生から数日後に痛みが出現することは多々ありますので、症状のある部位は我慢せず申し出た方が正しい判断です。

 

 

整形外科での治療およびリハビリ方法は様々です。
 ・投薬(痛み止めなど)
 ・注射
 ・湿布
といった治療が中心だと考えられます。

 

リハビリ室のある整形外科では温める温熱療法、引っ張る牽引療法など色々な対応が成されます。

 

 

 

整形に行きながら整骨院は通える?

今回、お問い合わせがあった方は整形外科での経過が芳しくなく、痛みも日を追うごとに増していきました。
夜も眠れない程の痛みになってしまった為に、当院へのお電話を決心したようです。

 

「整形外科に行きながら整骨院へ通えるの!?」

と驚かれていました。

 

意外と知られていないのだなぁ~と思いましたね。


基本的に交通事故(任意・自賠責保険)治療は整形外科との併用診療が可能となります。
というか整骨院だけに通院するよりも、整形外科との併用で診療を進められた方が良いに決まっています。

 

症状が重く、後々には後遺症認定を受けるかどうかを検討する場面において、整形外科や病院にほとんど通院していない場合は後遺症認定が受けづらくなります。

 

今回、来られた方の症状そのものは軽症です。
わずかな問題(炎症)が放置されていた事による痛みですから、ちゃんとした対応をすれば早々に良くなる症状です。

 

とはいえ整形外科に通うことも大切です。

以前のように週3回も通う必要は当然ありませし、おの整骨院への通院も毎日来る必要もありません。
症状と経過、患者さんの状況に合わせた通院頻度を提案するのが大切だと思っています。

 

 

 

整骨院への転院手続きは大変なの?

では最後に「病院を変えるのは大変ですか?」というご質問を受けました。

 

基本的に【病院→病院】は紹介状を発行するかどうかで変わります。個人クリニックから症状が強いので、総合病院への転院手続きとなれば紹介状が必要となりますので、個人クリニックの院長と話し合いが必要になりますよね。

 

 

では整骨院の場合

【病院行きながら→整骨院】は紹介状の必要性はありません。
保険会社へ「おの整骨院へ行きたい」と申し出て頂ければ、基本的にOKが出ます。

 

通う場所は患者さんに選ぶ権利があるから当然の話しです。
保険会社は患者さんの選択権を尊重する立場にあります。もしNGを出すようであれば、保険会社としての立場を疑うしかありませんね。

 

 

 

おの整骨院には、このような交通事故後の症状に改善がみられない方が多く転院されて来ます。
特に「むち打ち症」は夜眠れない程の痛みになっている方もいます。

他院での治療をご検討の方はお気軽にご相談くださいませ。

 

 

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投稿者: おの整骨院

2015.12.19更新

こんにちは!
おの整骨院の小野いんちょです。

 

前に色々と調べていたら、気になるコラムがネット上にあったので関連した内容を書いていきます。

 

 

『むちうち症やギックリ腰に漢方薬が効くのか』

むちうち症やギックリ腰といった急性症状の強いものは西洋医学的には『鎮痛薬』が処方されることが大多数です。

 

両者はともに

「交通事故によるもの」
「重い物を持ったことによるもの」

という発生した瞬間を明確に覚えているものです。

*ギックリ腰については1回や2回物を持っただけでなるわけではありませんので、正確には勤続疲労が蓄積したことによる問題が挙げられますが・・・。

 

ただ両者に共通して言えることは物理的に、体へダメージが生じたために起きているわけです。

 

つまり心理的なもの、内科的なもの、感染性のある緊急性のあるものではないということです。

 

 

漢方薬を始めとする薬剤というのは、基本的に物理的なダメージに対しては回復に向けた効果はありません。

鎮痛薬を始めとする症状を感じにくくさせる効果こそありますが、治癒に向けた回復効果に著しい影響は出しません。

漢方薬

それは医薬品でも、健康食品でも、化学合成医薬品でも同様です。

 

 

むちうち症やギックリ腰といった筋骨格系に問題が生じたものを、投薬によってどうにかするのはいささか強引に感じます。

 

「(仕事や行事で)どうしても痛いなんて言っていられない!」

といった場面については仕方のないことですが、根本的な解決にはならず症状を繰り返す可能性すらあります。

 

要は使い方です。

 

状況や場面に合わせて医薬品も漢方薬なども使い分けて、基本的には使わないで対応することが理想であるという認識をもっていただければと思います。

 

 

 

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投稿者: おの整骨院

2015.09.01更新

こんにちは
おの整骨院の小野いんちょです。

いよいよ2015年も9月になりました。あと四半期も全力で駆け抜けて参りますぞー!おー!

 

 

さて 

 

タイトルコールをしましたが、むち打ち症の本質は「捻挫」にあります。

捻挫と聞くと足首を捻って痛めた怪我をイメージされることが多いと思います。

捻挫こそ!

Googleで「捻挫」と検索してみると
その大部分が足首の負傷について表示されますから「捻挫=足首」という印象が一般的ですね。

 

 

そもそも捻挫とは

「骨と骨の間に起こる急激な捻れ、あるいは激しい外力による関節周辺の関節包や靭帯の損傷をいう」

と上記のように定義されています。

(柔道整復学出典)

 

 

「足首の~」とは定義されていませんから
捻挫が起きる場所については「骨と骨の間」と規定されています。

 

 

つまり捻挫は、関節部分であれば起こり得る損傷であり、その部位は首や腰でも捻挫は起きるものだということです。

 

 

 

むち打ち症に話しを向けますと

交通事故による衝突外力が体に加わり
激しい外力によって関節の損傷が引き起こされた捻挫が「むち打ち症」なのです。

 

事故の衝撃は車や患者の見た目で判断がつくほど簡単なものではありません。

ましてや関節の捻挫であるという観点から見れば、捻挫したところにマッサージが果たして有効と言えるでしょうか?

 

捻挫に対して必要な処置こそが、イコールむち打ち症に対する処置と合致していきます。

 

次回は捻挫処置も絡めた内容でアップしていきますね♪

 

 

※ちなみにWikipediaでは「捻挫は関節の許容範囲を超えた動きが与えられた為に起きる損傷の一つ」として定義されています。
小野いんちょとしては、Wiki先生の定義の方がしっくりきますが、今回のむち打ち症にまつわる内容については柔道整復学の定義の方が解かりやすいのでそちらを採用しました。

 

どちらにしても「組織損傷」という大枠で一致するものです。

 

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投稿者: おの整骨院

2015.08.21更新

こんにちは!小田原、御殿場エリアでむち打ち症のお悩みを解決サポートする!
おの整骨院の小野いんちょです。

 

交通事故障害の代表例が『むち打ち症』です。 

 むちうちはしっかり治しましょー

交通事故による追突の影響が体に加わり、首や腰に対して強い衝撃が起きたことで生じる障害です。

イラストのお姉さんみたいに頚椎カラーをつけていることが多く
『むち打ち=首の痛み=頚椎カラー』
みたいな図式が連想しやすいです。

 

そしてむち打ち症に陥った体に対して、よく用いられる治療法が『牽引療法』です。

 

 

整形外科や一部の整骨院で置いてある牽引器。

「交通事故によって狭くなった関節を広げる役割がある」とされています。
しかし実際のところ、交通事故が原因で関節が狭くなったかを立証することは難しく、たとえ狭くなった関節を平均的な広さに広げたところで引っ張ることを止めれば再び元の位置へと戻ってしまいます。

 

牽引器そのものは様々な問題があるため教養のあるスタッフが付き添っても体調を崩す方はいらっしゃいます。

 

そもそも後ろから追突されたのに、どうして(縦方向に)関節が狭くなるのか私には解かりませんが無理に引っ張らずとも今ある症状というのはアイシングや軽い体操で改善していきます。

 

無理に引っ張らず、本来あるべく位置へと関節を整えて症状を改善していきましょー!

 

 

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投稿者: おの整骨院

2015.07.06更新

こんにちは!小田原、足柄エリアでスポーツを楽しむ方から妊婦さんまで、皆様の健康をサポートする!おの整骨院の小野いんちょです。

 

 

 

むち打ち症あるあるの一つ
病院でレントゲンやMRIを撮って「骨には異常がない」と言われることです。

 

これに付け加えて「日柄ものだから」と仰る先生方もいます。

 

これはむち打ち症が起きる原因を無視したお言葉といっても差し支えないと思います。

 


むち打ち症の主な症状は
 痛み
 痺れ
 重だるい感覚
 めまい
 耳鳴りなど

 

こういった症状は首の変形がなくても起きます。
余すことなくレントゲンやMRIで問題を探ったところで、変形がないことが大多数です。

 


仮に首の変形があったとして
それは交通事故に遭ったことで起きたのかどうかを判断することは事実上不可能です。

病院でレントゲンを撮っても鵜呑みにしない

事故に遭う前に病院でレントゲンを撮り
事故に遭った直後に再びレントゲンを撮る。

 

それにより始めて交通事故による首の変形が起きたかどうかが判断できます。
これはMRIにおいても同様です。

 

レントゲンが骨折の有無や影があるかどうかを診るのに対して、MRIは筋肉など軟部組織の状態をある程度は診ることが出来ます。

 

しかし、それはあくまで現時点の肉体を教えてくれるだけです。

 

決して交通事故で起きた首の変形かどうかは解かりません

 

 

 

多くのむち打ち症は
首を構成する関節の動きが悪くなることで起きる首の炎症反応です。

 

 

この関節の動きが悪くなることを「潤滑不全」と呼びます。

 

潤滑とは潤い、滑らかに動くこと。
関節が滑らかに動かなくなれば、関節内部で摩擦熱が発生していき
やがて熱の蓄積が炎症となって私達の体を蝕みます。

 

 

この潤滑不全に陥った関節を診ていく上では動きを止めた状態ではほとんど解かりません。


人は常に動き続けています。


静止画を見ているだけでは、どこの関節がどのように痛めて悪くなっているのか解からないのは当たり前です。

 

 

病院でレントゲンを撮ることが悪いのではありませんが
レントゲンはあくまで骨の状態や影の有無を見るだけです。

「骨に異常がないから」といって、痛みが放っておいて落ち着く根拠はどこにもありません。。。

 


なかには「時間が最高の良薬です」と仰る先生がおられますが、単純に「お手上げです」と言っているのとなんら変わりありませんね。

 

 

 

放っておいても治るほど、むち打ち症というのは単純なものではありません。

 

治し方を誤れば、後日(ときには数ヵ月後)に痛みを引き起こす事があります。

大切なのはどこが、どのようにして痛めたのかを知った上で処置を行い、本来あるべき姿へと整えていくこと本当の治療です。

 

 

私にはまだ100%整えられる自信が無いからこそ、患者さんとの会話を通じて体操や日常生活の養生法を覚えて頂いているのです。

レントゲンやMRIに映るもの、映らないものをしっかり押さえて

本当の治療を始めていきましょう。

 

 

 

 

おの整骨院 小野

 

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投稿者: おの整骨院

2015.06.26更新

こんにちは!小田原、足柄エリアでスポーツを楽しむ方から妊婦さんまで、皆様の健康をサポートする!おの整骨院の小野いんちょです。

 

 

交通事故の発生直後というのは精神的にも肉体的にも興奮状態に陥っています。
そのため、ご自身の体を正常に判断することが難しい場合があります。

 

交通事故に遭われてから数時間~数日後
次々とむち打ち症の症状が現れることは決して珍しいことではありません。

 

 

交通事故というのは鉄の塊が衝突して起きるものです。

 

自転車で転ぶ程度の軽いものでは決して済まされません。
それほどの衝撃が首や腰だけに留まることの方が奇跡です。

交通事故に必要な治療とは

そのため事故発生から数日間は決して予断を許すことが出来ない状況となり
必ず二週間ほどはお体の変化を注意してみなくてはいけません。

 

その上で徐々に痛み、痺れといった症状が現れた場合には

「それだけの事故だったんだ」と思い定めて、落ち着いて対応していくことが症状改善への第一歩となります。

 

むち打ち症は日増しに症状が悪化することは稀ではありませんが

経過と共に求められる治療法を講じていけばある程度は防ぐことが出来ます。

 

その治療法(養生法)を五つ挙げていきます。

 1.アイシング
 2.生理的な体操法
 3.日常生活の意識
 4.ウォーキング
 5.各種トレーニング法

 

こういった各項を順次解説していきます。

悪化するむち打ち症に対してはアイシングで対応しつつ、症状の推移を見て少しずつ次のステージへ進めていくのが良いかと思います。

 

 

 


1.アイシング
おの整骨院のブログでは終始アイシング治療を推奨しています。
アイシングを行うには明確な理由がありますが今回は省きます。

 

一般的にアイシング治療は急性期において必要とされます。

 

 

そのため交通事故のような衝撃的なダメージが体に加えられた際には、初期対応としてアイシングを行うのは必須です。

仮に整形外科や整骨院でアイシング治療を講じないとしたら逆に問題ありです。

 

 

交通事故障害というのは怪我です。
それも大怪我といっても差し支えのないレベルです。

 

むち打ち症の場合

見た目上は創傷(傷口)が無いために軽視されがちですが、体の内部では相当なダメージが蓄積されていることは間違いありません。

 

温熱療法は、患部に熱を加え
冷却療法は、患部の熱を奪うものです。

 

つまりアイシング治療は患部に蓄積されたダメージ(熱エネルギー)を奪い、早期回復への足がかりとするためには必須の治療法なのです。


体内に加えられたダメージ(熱エネルギー)はやがて蓄積し、臨界点に達すれば数日後に症状となって体に訴えかけてくるでしょう。

それが事故発生から数時間~数日後に症状が現れる要因の一つです。

 

 

ダメージ(熱エネルギー)の蓄積は肉眼で見ることも、レントゲンやMRIで診ることも出来ません。

 

「レントゲンで異常はない』なんて当たり前の話であり、異常が無いからといって痛みが無いわけではないのです。冷湿布を貼っとけば良いなどど、初期対応の必要性やダメージの累積を軽視していると言われても差し支えないでしょう。

 

アイシング治療を初期対応として行うのは必須です。

 

 

 


2.生理的な体操法
ここで言う「生理的な体操法」とは、体にとって余計な負荷がない体操方法です。
三つを例に解説します。


①軽いストレッチ
原則として過剰なストレッチは禁物です。


他人が手を加える他動的なストレッチ、自ら関節の動く範囲を強引に広げることは関節の限界を越えて逆効果となります。

 

特にやりがちなのが
「関節が固いから」といって
可動範囲を強引に広げる治療法は危険極まりないものです。

 

交通事故じゃなくても禁物です。

 

関節が固いのが原因ではなく、関節が固くなった原因が本当の原因なわけです。


そういう意味ではむち打ち症が起きた関節に対して、強引に可動域を広げようとすれば余計に関節を障害し固くしていきます。


本来は自動運動で十分です。

自動運動とはソフトで軽めに行う運動(ストレッチ)のことで、それだけで十分な効果が得られます。

 

 

②屈伸
立った状態からヒザを曲げ伸ばしする屈伸体操です。

 

非常に原始的ですが、体を障害している状態では苦痛に感じられることでしょう。

単純に屈伸するだけでも悪くはありませんが
ヒザに手を添えて体重をしっかりと下半身に載せて行うとより効果的です。

 

余談ですが、「負荷が掛かり過ぎて痛めた」と仰る方は非常に多いですが私達の体は“ある程度の負荷”は必要不可欠です。

負荷のない場面(寝たきり、運動不足)が続けば体力は低下し、日常生活に著しい問題を起こします。

 

そのため大切なことは「負荷を正しく掛けること」です。
そういった観点から、個人差を考慮せず万人に通じるのが屈伸体操です。

 

 

③深呼吸
三つ目は深呼吸です。


体操によるリスクが全くないものですが、ダメージが強く入った肉体には十分な効果が得られます。
深呼吸は吸うことに意識が向かいがちですが、重要なのは息を吐き切ることです。


深呼吸のやり方について簡単に解説していきます。
(1)腕を軽く広げて鼻から息を吸う
 胸を風船のようにイメージして、少し吸う。
(2)腕をクロスし、すぼめた口から息を吐き切る。
 膨らんだ風船から空気を出し切るイメージで行う。

 

 

そもそも深呼吸を行う理由として、呼吸に関わる肋骨や脊柱の存在があります。

 

交通事故外傷を受けると、その多くは症状があることで背中を丸くし痛みに耐えるような姿勢となります。

そうなれば肋骨や脊柱の動きが悪くなり、やがては呼吸も深く吸い深く吐くことが難しくなります。

 

また深呼吸による体内の換気を行うことは肉体的にも、精神的にも良好な環境といえます。

 

 


むち打ち症を始めとする初期の急性症状が強い状況では取り組める体操はごく僅かです。

その中で比較的、万人に通じる体操が上記三種類です。
まずは可能なものから実践していきましょう。

 

 

 

 

3.日常生活の意識
一番重要なのはこの項目かもしれません。
1日24時間ある中で治療行為は1~2時間程です。

 

残念ながら私は神の手でも、手が光るわけでもありませんので簡単に人の体を治すことは出来ません。

 

しかし、アイシングや体操といった物理的な対応を日常生活に取り入れば間違いなく症状は変わります。

 

そのため3.日常生活の意識を変えることは症状の早期改善を促し、養生法を体得する上で避けては通れません。
大まかには以下の二つです。

 


①良姿勢の意識
症状が強いと背中を丸めたり、横たわっていることが多くなります。

それが悪いことではありませんが少しずつ良い姿勢を取れるように意識していきましょう。

 

特に座り姿勢は重要です。
出来ればダイニングの椅子に腰かけ足の裏がしっかりと地面に付いて体重が載っている感覚があると理想です。

 

また浅く腰かけることで腰が入り背中が伸ばしやすくなります。
事故発生当初からそういった姿勢をとることは困難ですが、可能な範囲内で行って頂いた方が良いでしょう。

 

 


②悪癖の改善
座り姿勢でありがちなのが足を組むことです。

足を組むと股関節が捻じれ、その影響が腰や足へと及んでしまうため要注意です。

 

また症状のあるうちは正座を除く床座りも要注意。

 

床座りをすると背中が丸くなるため、首や腰に対して負担を強いることになります。

これが正座蹲踞(そんきょ)のように、床に直接腰を下ろさなければ背中が伸びて良い姿勢を保ちやすくなります。

 

姿勢というのは日々の生活姿勢で形成されていきます。

悪癖は自分自身では中々気付きにくいものですから、周囲の方から見た状態も参考にしていきましょう。

 

 

 

 

4.ウォーキング
交通事故に遭われた方は症状の軽重に関わらず脊柱にダメージが蓄積されていきます。

急性期の強い症状が落ち着き、歩ける程度まで回復してきたらウォーキングに取り組んでいくことが必要です。

 

ここで言うウォーキングとは、歩くための歩行です。

 

通勤や買い物へ行く“ついで歩き”ではなく、歩くための歩行です。


これを生理歩行と言います。

 

生理歩行のやり方は非常に簡単です。
 ①手荷物を持たない
 ②歩きやすい軽装
 ③ウォーキングシューズ
 ④平地歩行
 ⑤ペース配分

 

ざっくり五項目に分けましたが、全く歩かないよりはとりあえず歩いて頂いた方が良いでしょう。
五項目を満たさないと歩いてはいけないわけでありませんので、まずは①手荷物を持たないで歩きに行くことをオススメします。

 

歩行はあくまで、連続歩行です。

 

連続歩行を行う上で重要なのは時間です。
交通事故に遭われた初期の急性症状が強い状態では、中々長時間の歩行に耐えられる状態ではありません。

そのため始めは10分~15分程を歩き、経過と共に時間を伸ばしていくと良いでしょう。


快方に向かい、状態が安定している人になれば連続45分~60分ぐらい歩くとバランスが良くなる感覚を確実に感じられるはずです。

またそれに耐えうる体力が身に付いたという自信が得られるはずです。

 

 


ちなみに朝20分、夕方20分では残念ながら効果はほとんどありません。
連続で歩かなくては身に付かないのです。

 

また走った方が健康的だと仰る方もいます。

しかし全ての根本を成すのが歩行であり、十分に歩く力が養われていけば自然と走る、飛ぶといった運動もこなせるようになります。

 

交通事故によるダメージが加わった体に対しては、まず根本的な部分を作り直し、整えていくことが求められます。
その際に求められるのが生理歩行だと私たちは考えています。

 

 

 

 

5.各種トレーニング法
ここまで来ると体操や生理歩行は十分に行えている方が進む領域です。

 

トレーニング方法は個人差があるので詳細な内容は省きます。
全ての人に通じるものとして二つが挙げられます。


①第二生理歩行
これは前述した生理歩行の延長上にあるものです。
体のバランスが整い、体力や筋力も備わった状態で行える歩法です。


第二生理歩行とは、ざっくり言えば「はや歩き」です。


日頃からウォーキングをしていけば、自然とスピードが付いていきますが意識的に歩行に対してポジティブな取り組みをしていくことで第二生理歩行が出来るようになります。

 


②スクワット
筋力トレーニングの基本ですね。
スクワットに勝る足腰のトレーニングは無いと思います。

 

当然ですが初期の急性症状が強いうちは出来ません。


しかし、前述した体操における屈伸の延長上にあるのがスクワットであり、始めはヒザの角度を浅くして行う程度で十分な効果が得られます。

 

足先の角度、ヒザやお尻の停止位置、呼吸など

 

細かい指導内容が必要ですが実際のところやってみないと何も変わりません。

 

足腰を強化することは脊柱など体幹そのものを強化することにつながります。
色々なアプローチのやり方はありますが、第二生理歩行とスクワットが出来るようになれば完治(ゴール)は近いでしょう。

 

 

 

 

◆おわりに◆

交通事故に遭われた方は症状の軽重こそありますが、初期の急性症状は非常に不安を感じるものです。

 

また日増しに症状が悪化していく場合が多く、早々に通院されていても中々痛みが変わらない場面も出てくるでしょう。

 


交通事故が引き起こす二次的な被害は整形外科や整骨院の提案する診療プログラムに対して、患者さんが不安不信感を覚えてしまうことです


とても辛い症状、怖い思いをされている状況を私たち医療者サイドは解かっていなくてはなりません。

 

患者さんの力になれるよう
おの整骨院はお一人お一人のお話をよく聞き、安心して頂けるようちゃんと説明をして参ります。

 

今回アップした悪化する交通事故の痛み効く5つの治療法(養生法)をぜひご活用ください。

 

 

おの整骨院 小野

 

【最寄駅】
JR御殿場線 相模金子駅 徒歩7分
小田急線 新松田駅または開成駅 車で1分


神奈川県 足柄上郡 大井町 金子1137
℡:0465-44-4664

 

交通事故によるむちうち、捻挫、打撲、手足の痺れの治療はおの整骨院まで。
土、日曜日の診療、平日は20時までとお忙しい方にも対応しております。

お困りの際はお気軽にご相談ください。

 

投稿者: おの整骨院